北条重時 北条重時

北条重時(ほうじょう しげとき)は、鎌倉時代前期の北条氏の一門・武将・政治家。鎌倉幕府2代執権・北条義時の3男。母は正室で比企朝宗の娘・姫の前。初代執権・北条時政の孫。尼将軍・尼御前と呼ばれた北条政子の甥にあたる。極楽寺流の祖。六波羅探題北方・鎌倉幕府連署など幕府の要職を歴任し、第3代執権の異母兄・北条泰時から娘婿の第5代執権・北条時頼を補佐して幕政を主導しながら鎌倉幕府政治の安定に大きく寄与した。『六波羅殿御家訓』『極楽寺殿御消息』等の家訓の作者でも知られる。

『北条重時』の名言・格言一覧(全66件)

北条重時 何ごとにつけても良いことがあれば次にまた悪いこともおこるもので、その点をよく考えて悪い事の起らぬ先に・・・

北条重時 思わぬ失敗をしたり、不慮の災難に遭ったりなどして嘆かわしいことが起こってきたとしても、むやみに嘆き悲・・・

北条重時 楽しいときでも、悲しい時でも、無常の心持というものを忘れてはならない。それについて、いかにして楽しく・・・

北条重時 考えてみると、世の中の出来事はすべて儚いものであって、夢の中でさらに夢みているようなものだ。昨日見た・・・

北条重時 人は必ず死ぬものであり、空しく死んでしまったら、生き残った者から思い慕われることもない。生前の心を慎・・・

北条重時 生死のことについ、はっきりと覚悟を決めておかなければ、たとえ孝行をしたいと思っても、親のない後はどう・・・

北条重時 奉公や宮仕えをすることがあるならば、百千人の多人数の者とそれぞれ気安くまじわるようなことをせず、ただ・・・

北条重時 宮仕えをしていても、他家のことを思わず、わが身の行ないと思って、仕事をしなさい。

北条重時 お客に対して料理など出す場合があったなら、人に差し出す分よりも、自分に多くするようなことがあってはな・・・

北条重時 道理の中に非道理なことがあり、また、非道理の中に道理に適ったことが含まれているものだ。この点をよくよ・・・

北条重時 できるだけ素直な心になって、人の教訓を聞き容れるようにしなさい。教訓として物語るほどの事柄は、すべて・・・

北条重時 自分で読まなかったとしても、経書とか教訓書などの書物は、文字をよく知っている者を招いて読み講じさせ、・・・

北条重時 服装や身なりの注意として、どのような人からも、あまり汚ながられるようにはしないで、また、身分の低い者・・・

北条重時 扇は、たとえ尊い方から立派なものを賜わっていても、自分では百文の金で三本も買えるくらいのものを持つと・・・

北条重時 同僚などが、主人から見離されるようなことがあったら、わが身の上のこととも思って悲しむといいだろう。そ・・・

北条重時 人がうしろ暗いと思っているようなことを、決して口に出してはいけない。良い事柄はどこまでも喜び好み、人・・・

北条重時 乱れ遊ぶとき、平常おとなしい人が気分をゆるして自由な振る舞いをするからといって、一緒になって狂いまわ・・・

北条重時 人の親か子どもか、また、男でも女でも、あの世へ旅立たれて、悲しんでいる家があるならば、その家の近くに・・・

北条重時 身分の低い者だとしても、道端にたくさん出ているときには、挨拶の一声もかけてやるといいだろう。そうした・・・

北条重時 殺したからとて、自分らになんらの利益もない生き物の命を、むやみやたらに殺してはいけない。生き物の姿を・・・

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