低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである。まして、大名の子に生まれては、たとえその心が賢くとも、下々の苦しみや難儀をまだ知らないわけであるから、よくよく深い心がけがなくては、諸士万民に到るまで、疲れ苦しみ、難儀に及ぶものである。深く考えるべきだ。
- 黒田孝高 -
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