私が諏訪中央病院に来た当時の長野県は全国で2番目に脳卒中が多く、中でもこの病院がある茅野市は県内で脳卒中の死亡率が最も高かった。脳外科を充実させ、運び込まれてくる患者さんの救命に医師もスタッフも一同必死に取り組みました。救命率は徐々に上がっていきました。医師として病院の評判をもっと上げるには、高額な医療機器を入れてさらに救命率を上げるという選択肢もあった。だが脳卒中の場合、救命できても障害が残る。「なんで俺を死なせてくれなかったんだ」と患者さんに泣かれることもありました。そうした中で、そもそも脳卒中で倒れないようにする方が住民の皆さんにはありがたいはず、と考えるようになりました。
- 鎌田實 -
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