JALはかつて、航空運輸事業だけで子会社30数社、従業員5万人の大会社でした。にもかかわらず、経営はグループ全体の損益計算書だけで見ていました。着任したときに「先月の数値はどうか」と聞くと、「3カ月前の数値ならありますが、先月の数値なんて、まだとても」と言う。これでは、今会社がどういう道を歩いているか、わかりません。それで、路線ごとに月次、あるいは日次で採算を管理するように、経理のシステムを大幅に変えた。さらに、各職場の人が数値を意識して働いてくれるよう、部門別管理会計制度を導入しました。膨大な仕事で、完成には約1年かかりました。
- 稲盛和夫 -
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