中小企業の経営から始めた私は、「赤字を出してはいけない」という考えが体に染み付いています。中小企業は赤字を出したら簡単に潰れてしまいますからね。中小企業の経営者は収入が減ったらそれなりに支出を減らし、何とかして収益を上げることを考えます。しかし大きな企業は、1度や2度の赤字では潰れません。当事者意識を持ちにくい。経営者も従業員もいつしか、赤字に慣れてしまう。
- 稲盛和夫 -
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