四畳半くらいの部屋に何十人もおれば空気が濁る。濁ればどうするか。窓を開けて空気を入れ替えねばならぬ。新しい空気になれば窓を閉める。またしばらくすれば濁る。濁ればそこにいる人の意見がどうあろうと、開けて悪い空気は抜かねばならぬ。世の中も同じ、好むと好まざるにかかわらず、窮屈になったらちょっと窓を開けねばならぬ。人間の生活はそんなことの繰り返しである。
- 福沢諭吉 -
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