経営者として重要なのは、「交渉力」です。私はいつも「交渉では右手に忠恕。左手にそろばん」と言っています。忠恕とは、「真心からの思いやり」のことです。そろばんは、しっかりした計算を指します。私が右利きだから言いますが、重要なのは利き手である右手の方で持つのは忠恕の心だということです。他者に対する思いやりを優先する。そして、できるだけwin-winの関係を作りながら、算術も添えてムダな譲歩はしないのが交渉のカギだと思うのです。
- 小嶋光信 -
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