低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである。まして、大名の子に生まれては、たとえその心が賢くとも、下々の苦しみや難儀をまだ知らないわけであるから、よくよく深い心がけがなくては、諸士万民に到るまで、疲れ苦しみ、難儀に及ぶものである。深く考えるべきだ。
- 黒田孝高 -
人気の名言・格言
志は当に高遠に存すべし(志はどこまでも高く掲げねばならない)
百のうち九十九は失敗する。われわれは勝負師ではない。負けても何が原因で負けたのかを追求することに意義...
貧しい人というのは、ものをもっていない人のことではない。 真に貧しい人というのは、際限なくものを欲し...
雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。 それが自由というものだ。
人生は、きっと自分のしたいことのためにあるんだと思う。だから、時間があると思う人は、まだ何かできると...
無理に売るな。 客の好むものも売るな。 客のためになるものを売れ。
我々が強い衝撃を持って最初に学んだことは、知識労働においては、資本は労働(すなわち人間)の代わりには...
店舗を巡回するのは、1日平均5店舗ほどです。地方に出張ともなれば1日10店以上の店舗を訪れます。どの...
現在は過去の努力の結果であり、将来は今後の努力で決まっていきます。だから、経営者は一瞬たりとも気を緩...
知りたいという欲求は、人間の良き本性である。