伊東孝紳 伊東孝紳

伊東 孝紳(いとう たかのぶ、1953年8月29日 – )は、かつて本田技研工業(ホンダ)の第7代社長であった人物。
静岡県出身。京都大学大学院工学研究科修了。

NSXのアルミボディ、2代目アスコット、ラファーガのLPL(開発責任者)を担当。

特にNSXとは縁が深く、開発時には社内の反対の声を押し切りながらオールアルミボディを実現した。

2008年のリーマン・ショック時には当時最終段階まで開発が進んでいた後継モデルの開発中止を決定している。

この決定には研究所から来訪拒否の連判状が出されるほど抵抗が根強く、スタッフを自ら説得して回ったと語っている。

社長となった後も、時々ながら愛車のCB1100でバイク通勤していたという。

F1レースへの復帰や久方振りの軽スポーツモデルとなるS660の発売などが評価される一方、社長就任直後に掲げた「早く、安く、低炭素でお届けする」「2016年度に世界販売台数600万台」といった目標が現場へのプレッシャーに繋がり、フィットハイブリッドの連続リコールに端を発する品質問題の原因にもなったという見方もある。

『伊東孝紳』の名言・格言一覧(全36件)

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伊東孝紳 長い目で見ると、各地域で喜ばれる活動をしないと永続性がない。

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