上京し兄弟とともに小さな乾物屋を始めました。小回りの利く店舗で繁盛しましたが、ひょっと気が付くと、世の中が大きく変わりそうな予感がしたのです。当時、ダイエーの売上高は百数十億円、イトーヨーカ堂は100億円に満たない時期でしたが、まさに大量消費時代の前夜といった感じでした。スーパーマーケットのような大規模店舗でないと、時代に対応できないと感じました。小さな乾物屋が人々の日々の糧を扱う時代ではない。すでに米国がそうなっていたし、米国を追いかけてきた日本がいずれそうなるのは明白でした。
- 茅野亮 -
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