実は私ね、子供のころから、何かしら商売の真似ごとのようなことはやっていたんです。例えば、知り合いから納豆を格安で仕入れて、別の場所でそれを売ると当然利益が出るわけです。普通の子供ならそれを小遣いとして使ってしまうことが多いと思いますが、私はそれをしませんでした。別に高尚な考えがあったわけではありません。「このお金を元手にすれば、倍の納豆を仕入れられるじゃないか」。つまり、自分が行動することによって、モノがおもしろいように売れていくことが、ただひたすらに楽しかったのです。いわばゲーム感覚とでも言えるかもしれませんね。

- 羽鳥兼市 -

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