世界の名言・格言コレクション集「名コレ」

JALはかつて、航空運輸事業だけで子会社30数社、従業員5万人の大会社でした。にもかかわらず、経営はグループ全体の損益計算書だけで見ていました。着任したときに「先月の数値はどうか」と聞くと、「3カ月前の数値ならありますが、先月の数値なんて、まだとても」と言う。これでは、今会社がどういう道を歩いているか、わかりません。それで、路線ごとに月次、あるいは日次で採算を管理するように、経理のシステムを大幅に変えた。さらに、各職場の人が数値を意識して働いてくれるよう、部門別管理会計制度を導入しました。膨大な仕事で、完成には約1年かかりました。

稲盛和夫のその他の名言・格言(全161件)

経済的に豊かになりたいという気持ちは、決して悪いことではありません。特に事業を始めるときにはそうした・・・

「ただ儲けたい」「楽をしたい」ということだけが人生の目的では、経営者自身が真の幸福を得ることはできま・・・

何としても事業を成功させたいという強い「思い」や、格闘技にも似た「闘争心」のない者は、そもそも経営者・・・

財産や利益が目的の人もいれば、地位や名誉が目的の人もいるでしょう。しかし、そうした数字や肩書によって・・・

金を儲けたいという強い思いを持つこと自体は、決して悪いことではありません。特に事業をスタートさせる時・・・

現在でも仕事上の会食以外では、豪勢な食事をするようなことはめったにありません。何万円もするような食事・・・

私もこれまで、才覚あふれる経営者たちが流星のごとく現れてはやがて没落していった例を多く見てきました。・・・

「社長業には何が大切か」と聞かれて、こんなふうに答えたことがありました。第一に、「社長は公私の区別を・・・

経営者というのは、あらゆる面で日常の仕事の中、大変厳しい環境に置かれたり、いいときもあったり、悪いと・・・

JALの再建では「リーダーが私利私欲に走らず、利他の心で判断すること。要は人間として正しくあることを・・・

稲盛和夫の全名言・格言を見る(全161件)

世界の名言・格言コレクション集「名コレ」