お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています。 - 瀬戸内寂聴 - 前の名言 私は、いい母になる才能、いい妻である才能、... 次の名言 60歳ぐらいのころ、ちょっと心臓の存在を感... 瀬戸内寂聴のその他の名言・格言(全83件) 戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます。 あらゆる戦争は悪だと思っています。戦争にいい戦争なんてありません。私たち老人は、そのことを語り継がな・・・ お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげてく・・・ 学校の成績なんて気にすることはありません。何か好きなことが一つあって、それを一生懸命できるということ・・・ 本当に苦しんでいる子どもに、いろんな理屈を言っても駄目。まずは、子どもを抱きしめてやることが大切なん・・・ 私は物心ついた時から職人の娘でした。盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って・・・ 子どもと目線を同じにして対等に話をしてください。大人は皆、上から物を言い過ぎます。そして、世の中は生・・・ 大抵の人間は自分本位です。特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実・・・ おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない。 人生にはいろいろなことがあります。しかし、悲しいことは忘れ、辛いことはじっと耐え忍んでいきましょう。・・・ 瀬戸内寂聴の全名言・格言を見る(全83件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!