スーツは2~3年かけて着るのをやめました。日本でクールビズが叫ばれるようになる遥か前に、超クールビズを実践していました。スーツ着用をやめたのは、スーツを窮屈に感じていたことと、日本の気候に合っていないと思ったのが理由です。もっとさかのぼると、20代でアメリカの大学院に在学中、フォーマルな席にスーツ着用で出席したところ、「なぜお前はスーツなんだ」と言われたことがありました。クラスメートがみな自国の衣装を着用する中で、日本人の僕が西洋の洋服を着ているのはおかしいと指摘され、とても恥ずかしい思いをしました。世界の人から見れば、日本人にスーツは似合わないし、期待されてもいない。いつかスーツはやめようと思いました。
- 星野佳路 -
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