かつては、京都吉兆にも失敗を極度に恐れる空気が漂っていました。あるとき料理にふさわしい器を探して箱を開けたら、目当ての皿が割れていたことがありました。どうやら従業員が割ってしまい、叱られるのを恐れてそのまま箱のなかに隠していたようです。正直に報告してくれたら、あらかじめ新しい皿を用意することもできたはずですが……。ここで黙っていた従業員を責めても仕方がありません。もちろん皿を判ってしまって、それを隠すのはよくないことですが、問題なのはむしろ、失敗を言い出せない雰囲気をつくっていた職場のあり方です。
- 徳岡邦夫 -
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人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。
全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる。
勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる。
大切なのは、どう見えたかじゃなく、本当はどうか、なんだよ。