私が社長に就任したとき、キヤノンは多角化を標携し、事業部制を敷いていました。その体制が長くなり、制度疲労が起きていた。だから、全体最適という方針を打ち出しました。事業部の壁を破るため、全社に横串を通す委員会を作り、事業部門長に兼任させました。事業部間の壁が低くなり、次第に取り払われました。これで、中央集権で全体最適を目指す効率的な組織に生まれ変わりました。 - 御手洗冨士夫 - 前の名言 効率的な組織の典型は、軍隊でしょう。ボトム... 次の名言 工場の生産方式をライン方式からセル生産へ変... 御手洗冨士夫のその他の名言・格言(全86件) 流動性の高い社会は、せっかくその人材に投資しても辞めてしまうので、教育投資効率が悪いともいえる。終身・・・ 資本戦略や開発戦略はインターナショナルだ。しかし人事はローカルなものだ。移民が多く多宗教多民族で、ル・・・ キヤノンは米国の特許取得数で20年間、4位以下になったことがない。その技術を事業化する基準を厳しくし・・・ 私は常々、バランスシート(BS)を見てほしいと言っている。BSは損益計算書(PL)の積み重ねの通信簿・・・ 技術を活用して、かなりの高付加価値製品を生んでいく。そして製造コストを生産技術によって下げていく。こ・・・ 原価に占める労働コストの比率を下げるということが一番大事なのであって、一人ひとりの賃金を下げることで・・・ 外国の工場というのは丁寧な開発、精密で微妙な対話や認識を共有しようとしても言葉の制約があったりしてね・・・ 価格競争に陥らないように、今後、付加価値の低いものはやめる。付加価値の高いものに産業転換をしていく。・・・ 学部や大学が強くなっていけば、海外から優秀な人材も集まって来るでしょうし、新しいイノベーションも生ま・・・ 日本で新しい製品や産業を生み、世界に広げてきたのがキヤノンです。これからは世界で新たな価値を生み出し・・・ 御手洗冨士夫の全名言・格言を見る(全86件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!