年に二回の賞与時期の幹部会では、800人の幹部を一人一人壇上に上げて「ごくろうさん」といいながら握手をして、賞与を手渡しします。そのときに、ちょっとした会話をするのですが、心が通じ合うのを感じます。「顔色悪いけど大丈夫か?」「ちょっと風邪をひきまして」とか、「お世話になりました。定年なので最後になります」と言われれば感極まって思わず両手を握ってしまいます。目と目を合わせ、言葉を交わし、手を触れ合う。その数秒のことが信頼関係の土台になり、経営意思を受け入れてくれる信頼の土壌になると思うんです。 - 御手洗冨士夫 - 前の名言 経営ポリシーとか経営戦略はトップが作るもの... 次の名言 キヤノンでは毎朝一時間ほど役員たちが朝会を... 御手洗冨士夫のその他の名言・格言(全86件) 流動性の高い社会は、せっかくその人材に投資しても辞めてしまうので、教育投資効率が悪いともいえる。終身・・・ 資本戦略や開発戦略はインターナショナルだ。しかし人事はローカルなものだ。移民が多く多宗教多民族で、ル・・・ キヤノンは米国の特許取得数で20年間、4位以下になったことがない。その技術を事業化する基準を厳しくし・・・ 私は常々、バランスシート(BS)を見てほしいと言っている。BSは損益計算書(PL)の積み重ねの通信簿・・・ 技術を活用して、かなりの高付加価値製品を生んでいく。そして製造コストを生産技術によって下げていく。こ・・・ 原価に占める労働コストの比率を下げるということが一番大事なのであって、一人ひとりの賃金を下げることで・・・ 外国の工場というのは丁寧な開発、精密で微妙な対話や認識を共有しようとしても言葉の制約があったりしてね・・・ 価格競争に陥らないように、今後、付加価値の低いものはやめる。付加価値の高いものに産業転換をしていく。・・・ 学部や大学が強くなっていけば、海外から優秀な人材も集まって来るでしょうし、新しいイノベーションも生ま・・・ 日本で新しい製品や産業を生み、世界に広げてきたのがキヤノンです。これからは世界で新たな価値を生み出し・・・ 御手洗冨士夫の全名言・格言を見る(全86件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!