社長になって間もなく、中東のある国に工事代金の回収に行ったことがあります。すでに3年前に終わった工事の代金の一部を、支払っていただいていなかったのです。担当者が行っても払って貰えないというので、社長の私が自ら出向きました。国内事業は順調なのに海外事業が赤字になっている時期でしたから、ともかく海外の赤字を止めることが先決だと判断したからです。血を流している部分をまず止血して、会社を生き返らせることが急務だったのです。たぶんスーパーゼネコンの社長で、これだけ頻繁に海外に足を運んだのは私だけじゃないでしょうか。
- 山内隆司 -
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