グループ経営のもとでは、子会社の株式公開とは自らの一部を売却することです。株式公開が本質的に会社を他人に売る行為である以上、なぜ売らなければいけないのかを企業経営の観点から考える必要があります。上場というのはそれだけで何か素晴らしい行為というわけではありません。本質的に会社の一部を他人に売却する株式公開は、他人に株を持ってもらう、すなわちその会社の所有者になってもらうことであり、当然、その後の果実の一部はその株主に帰属します。
- 宮内義彦 -
人気の名言・格言
任天堂でいえば、今の娯楽ビジネスは僕一代で十分だと思う。だから好きにやらしてもらっている。次の社長は...
眉間にしわを寄せていたところで、悪い状況がよくなるわけではない。むしろ、「これを乗り切れば、またひと...
危機をテコに成長する企業には3つの共通項があります。第一に強力な企業理念、第二に能力もやる気もある人...
むやみに雇用維持にこだわったり、採用に走ったりするのも正しいとは言えません。会社の戦力に加えるのにふ...
成功という理想は、そろそろ奉仕という理想に取って替わられてしかるべき時だ。
組織の変化を加速させる2つのアクション
日本という国の活力源は企業です。多くの企業が依然強く、国際競争でも健闘している。強い技術力を持ち、イ...
諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く。
小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり。
そんなことはこれまでの歴史にはない。だから起こるはずがない。そう思い込んでいる人は、人間の持つ大きな...