日本では、個人の仕事の分担も責任の範囲も明確でないことが多い。部下に仕事を任せる立場である上司にしてみれば、一人ひとりの部下の仕事の範囲が決まっていないことから、ついつい細かいところまで口を出してしまいがちだ。部下の立場からすれば、自分の仕事に対して最終的な決定権を持たされていない。つまり権限が委譲されていないため、何でも上司に相談し、上司に頼らざるをえなくなる。個人に責任も権限もなければ、モチベーションも上がらず、個人がうまく生かされない状況が形成されてしまうのである。 - 太田肇 - 前の名言 人の上に立つリーダーには、部下たちの本当の... 次の名言 海外の企業を見ていると「個人をうまく生かし... 太田肇のその他の名言・格言(全44件) A・H・マズローの「欲求階層説」によれば、下位の欲求がある程度満たされてはじめて上位の欲求が呼び起こ・・・ ご褒美は、部下が自分の能力を知るためのひとつの手段であり、一種の鏡のようなもの。給料やボーナスアップ・・・ 馬の鼻先にニンジンをぶら下げるのではなく、何かを達成したからご褒美をあげるという「思わぬご褒美」とい・・・ 部下へのご褒美の中でも最も効果的なのは「大きな仕事を与える」こと。自己効力感(自己有用感)をストレー・・・ 満足感をもって仕事をしてもらうには、自分の名前で仕事をさせるといいでしょう。企画書にクレジットを入れ・・・ 高学歴社員や大企業に入社した人の中には、周囲の評価以上に「自分はできる」と思い込んでいる人が少なくあ・・・ 褒められ世代に対しては、普段から軽めに叱って免疫をつけていくことが重要です。 褒めるときは、いま、どの位置にいるのかがわかるように知らせることが肝心。私の教え子は会社の上司から「・・・ 最も効果的なのは、上司に褒められること。昇給や昇進といった実利に結びつくと考えられているからでしょう・・・ 表彰は会社としてその人を認めるという明快な意思表明なので、受賞者はそれを誇りに思うことができ、周囲も・・・ 太田肇の全名言・格言を見る(全44件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!