問題解決に関して「本質的な問題」と「単なる現象」を区別することが大事だ。たとえば、ある企業の収益が下がり続けているとする。その原因を分析したら、どうやら開発コストがかかりすぎて収益を圧迫しているということがわかった。それで開発コストを削減することによって解決を図ろうとした。よく耳にする話だが、こんなのは単なる現象への対症療法にすぎない。対症療法をいくらやっても本質的な問題が解決されなければ、また別の形で問題が出てくる。つまり、現象だけを相手にしていたら、いつまでたっても問題解決にはならない。
- 大前研一 -
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