のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない。登り詰めた揚句は、流れて雲に入って、漂うているうちに形は消えてなくなって、ただ声だけが空の裡に残るのかもしれない。 - 夏目漱石 - 前の名言 死ぬとき人間はひとりである。 次の名言 あせってはいけません。ただ、牛のように、図... 夏目漱石のその他の名言・格言(全51件) ああ、苦しい、今、死にたくない。 自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事はない。 時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは・・・ 表面を作る者を世人は偽善者という。偽善者でも何でもよい。表面を作るという事は内部を改良する一種の方法・・・ 世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。一遍起った事は何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから・・・ 金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角にな・・・ 他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい・・・ 人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。 人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。 教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有っていると思うのは間違っています。教える人も己れを貴方の前・・・ 夏目漱石の全名言・格言を見る(全51件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!