「人はその長所のみとらば可なり。短所を知るを要せず」この荻生徂徠(おぎゅう・そらい)の言葉は誠に感銘深い。完全な人は存在しない。どんな人にも長所短所が必ずある。そこに人生の妙味があるはずである。ところが、人が人を見る場合、とかく長所は見たがらず、短所を見たがる。飲み屋でのサラリーマンの会話を聞いていると、そのことがよくわかる。職場でも短所をあげつらう減点主義が横行している。こんなマイナス評価は、人の心を腐食するばかりだ。短所を知るを要せず。
- 土光敏夫 -
人気の名言・格言
海外進出にリスクはつきもの。なくすことはできません。でもコントロールはできます。恐れるばかりではダメ...
すべては疑いうる。
迷惑はかけてもいいけど、心配はかけるな
ある人が、「水木さんは奇人変人のタイカ(大家)だ」と言ってくれたが、実際、私が長年にわたって古今東西...
人の志操は失意の時に真にして、人の情好は失意の時に密なるものである。
雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。 それが自由というものだ。
私もアイディアには自信がありますが、若い人たちは私とは違った発想をします。
これは預かりものや。もちろん、その中から京セラの将来のために投資することは必要。それを怠ってはいかん...
困難だからやろうとしないのではない。
パラダイム論を提唱したトーマス・クーンの研究によれば、「天動説と地動説」のように支配的な学説が一気に...
やるべきことが決まったならば執念をもってとことんまで押し進めよ。問題は能力ではなく執念の欠如である。
