2001年に、苦境に陥った日本マクドナルドは大幅な値下げを実施しました。僕も、CEO就任後、2005年に「100円メニュー」を展開しています。これも実質的な値下げでした。価格を落とせば客数が伸びる。両者とも狙いは同じです。しかし、その値下げに至るシーケンス(順序)がまるで異なります。僕はまずQSC(品質・サービス・清潔さ)を引き上げました。そのうえで100円を打ち出す。まず価値を固めて、そのあとに価格で訴求したわけです。QSCの基礎がなければ顧客は店舗に足を運んでくれません。
- 原田泳幸 -
人気の名言・格言
人から信用を得ようと思ったら、言葉だけでなく態度でも誠実さや真剣さなどを示さなければならない。企業が...
お金はまるで無いと困るけど、一杯飲むくらいのお金があればね。それ以上、あってもしょうがないでしょう?
将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。
自分と同じ種族の人間だと思うから腹が立つのです。 人を見たときに、魔界族と天界族だと瞬時に見分けるよ...
貧しい人というのは、ものをもっていない人のことではない。 真に貧しい人というのは、際限なくものを欲し...
自分には自分に与えられた道がある。 天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、他の人には歩めな...
原因は何十年かのちに学者が明らかにするだろうが、行動する経営者としては待っていられないだろう。使える...
物事を成就させる力は何か、その力の中にはむろん能力があろう。だが能力は必要な条件であっても十分な条件...
変化はリスクを伴いますが、今の時代、変化しないほうがリスクが高い。
非暴力とは、悪を行う人間の意志におとなしく服従することではない。暴力者の意志に対して全霊を投げ打つこ...