「もらったら得、与えたら損」という「損得勘定」は、目に見える物質的なモノの多寡を基準とした見方である。しかし仏教では、与えたら損をするのではなく、徳を積めるとする。「得」が物質面の増減に着目するのに対して、「徳」は精神的な豊かさを測る基準と言っていい。すなわち「貧しさ」と「豊かさ」が、「得」ではなく「徳」の多寡で測られるようになったとき、その人の視野の中に、肉眼で見える世界だけでなく心の世界も入ってくるようになるのである。 - プラユキ・ナラテボー - 前の名言 布施の実践によって「私のモノが増える」こと... 次の名言 布施はお金や物品の供与だけを言うのではない... プラユキ・ナラテボーのその他の名言・格言(全30件) 通常私たちは、五蘊を「私である」「私のものである」と認識してしまうため、その衰えに苦しみ、やがて滅び・・・ 人間誰しも老病死は避けられない。日々、思うようにならない多くの出来事にも遭遇する。そうした現象に翻弄・・・ 仏教で推奨される心のあり方として「捨(ウペッカー)」と呼ばれるものがある。これを「捨てること」=「無・・・ 仏教では、物事にとらわれてしまうような関心のあり方、たとえば「気がかり」になってしまったり「心配」し・・・ 瞑想とは、自分自身の心に気を配り、健全な関心を持って、どんな症状が生じてきてもひたすら見守り受け止め・・・ 「タンブン」とはタイ人がよく口にする言葉で、「徳を積む」という意味だ。タイ人にとって、托鉢僧に食事を・・・ 「布施」の原語は梵語の「ダーナ」で、「他者に施し与える」ことを意味する。日本では一般に、僧侶やお寺へ・・・ 布施はお金や物品の供与だけを言うのではない。自分の力を貸したり知識を与えたりするのも布施である。『雑・・・ 布施の実践によって「私のモノが増える」ことより「相手の幸せが増す」ことに価値を見出すようになる。すな・・・ モノの多寡よりも心の徳を大切にし与え施すことを喜べる。家庭においても職場においても、自分よりまず人様・・・ プラユキ・ナラテボーの全名言・格言を見る(全30件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!