子供の教育係をさせる侍は、その人柄をよく選ばねばならない。教育係は幼児から子供にかしずき、日夜付き添い、いろいろなことを教えるのであるから、その子供の平生の行ないは、自然と教育係に似てくるものだ。それだから、教育係を定めるには、幾重にも吟味して、とくとその心底を見定め、心が正直で偽りなく、乱暴でなく、一筋に忠義の志ある者を選ばねばならない。ただ、その子供の生まれつきの性格に従って、教育係に選ぶ侍の気質に違いができるはずだ。
- 黒田孝高 -
人気の名言・格言
将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。
貧しい人というのは、ものをもっていない人のことではない。 真に貧しい人というのは、際限なくものを欲し...
志は当に高遠に存すべし(志はどこまでも高く掲げねばならない)
人生は、きっと自分のしたいことのためにあるんだと思う。だから、時間があると思う人は、まだ何かできると...
自分には自分に与えられた道がある。 天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、他の人には歩めな...
組織に働く者は、成果に何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、ほとんど役に立...
店舗を巡回するのは、1日平均5店舗ほどです。地方に出張ともなれば1日10店以上の店舗を訪れます。どの...
多くの事業家は、自らの才覚と能力に頼る。しかし、それでは一時的に成功したとしても、自分自身の才覚にお...
あなたが望む世界を見るためには、あなた自身が変わっていかなくてはならないのです。
病気であることは教訓に富んでいる。健康であることよりも教えるところが多い。