ビール箱に腰を下ろして客待ちをしている間、私は学校に通っていなかったため漢字が読めないので字を覚えるためによく書物を開いて見ていた。一晩一字ずつ覚えることに決めて鉛筆で書いてもみた。いつしか、これが評判になって本を読む夜店小僧と言われるようになった。
- 早川徳次 -
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