浪人の心易さは、一箪のぶっ掛け、一瓢の小半酒(こなから)、恒(つね)の産なき代わりには、主人という贅(むだ)もなく、知行という飯粒が足の裏にひっ付かず、行きたい所を駆けめぐり、否(いや)なところは茶にして仕舞ふ。せめては一生我が体を自由にするがもうけなり。
- 平賀源内 -
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書を読む計を学問と思い、紙上の空論を持って格物窮理と思うより間違いも出来るなり。
