住宅とは、そこに住む人の生活をまるごと入れる容器です。だからこれから家を建てたい人は、自分や家族のことをよく考えて、背伸びもせず、卑屈にもならず、自分の身の丈にあった住宅を作ればいいんだと思う。ただ、「等身大の自分たちの生活を知ること」って、住み手の側にも設計する側にも案外むずかしいんだよね。クライアントが、どう暮らしたいのか。どう生きたいのか。それがわかれば建築家は仕事がやりやすくなるけど、これが結構わかりにくい。生き方にポリシーがあれば、住宅の細部に至るまで、判断はプレないものなんですけどね。
- 中村好文 -
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我、人を使うにあらず。その業を使うにあり。
自分の仕事は、人の助けなくして、一日も進み得ないのである。
天才とは、1%の才能と99%の努力である。