世界の名言・格言コレクション集「名コレ」

大将が文道を好むというのは、必ずしも書物を多く読み、詩を作り、故事を覚え、文字を嗜むことではない。誠の道を求め、何事につけても吟味工夫を怠らず、筋目をたがえず善悪をただし、賞罰を明らかにして、心に憐みの深いのをいう。

黒田孝高のその他の名言・格言(全26件)

草履片々、木履片々(ぞうりかたがた、ぼくりかたがた)。

人には気が合う気が合わないということがある。主人が家来を使う場合には、とくにありがちなことだ。気の合・・・

すべて国を治めていくには、普通の人と同じ心がけでは駄目である。まず、政道に私なく、その上、わが身の行・・・

常日頃好むところでも、よくこれを選び慎むことが大切である。主人の好むところは、家来や百姓町人も、自然・・・

気の合う家来に対し、ともすれば悪いことを見のがすこともあるだろうから、よく注意して、そうした点を発見・・・

お前たち家来の間にも、気が合うか気が合わないかによって、仕置をする上に過ちができることがあろう。気の・・・

たとえ世の中が治まったとしても、大将たる者が武を忘れたならば、軍法がすたり、家中の侍たちも自然と心が・・・

乱世に文を捨てる人は、軍の道理を悟らないから、制法が定まらず、国家の仕置に私心が多く、家人や国民を愛・・・

武芸に凝って、ひとり働くことを好むのは、匹夫の勇といって、小心者の嗜みであり、大将の武道ではない。

子供の教育係をさせる侍は、その人柄をよく選ばねばならない。教育係は幼児から子供にかしずき、日夜付き添・・・

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