私が諏訪中央病院に来た当時の長野県は全国で2番目に脳卒中が多く、中でもこの病院がある茅野市は県内で脳卒中の死亡率が最も高かった。脳外科を充実させ、運び込まれてくる患者さんの救命に医師もスタッフも一同必死に取り組みました。救命率は徐々に上がっていきました。医師として病院の評判をもっと上げるには、高額な医療機器を入れてさらに救命率を上げるという選択肢もあった。だが脳卒中の場合、救命できても障害が残る。「なんで俺を死なせてくれなかったんだ」と患者さんに泣かれることもありました。そうした中で、そもそも脳卒中で倒れないようにする方が住民の皆さんにはありがたいはず、と考えるようになりました。 - 鎌田實 - 前の名言 脳卒中で倒れる人を減らすため、仕事が終わっ... 次の名言 厚生労働省が今年2月に発表した都道府県別平... 鎌田實のその他の名言・格言(全18件) 「ホスピタリティ」とは、ひと言でいえば、「心のこもったおもてなし」のことです。言い換えれば、相手の立・・・ ホスピタリティ精神は、すべての職業につながるはずです。ホテルマンでも、ラーメン屋さんでも、保険のセー・・・ 「人のために」という意識に立って手がけた仕事は、ブーメランのように、巡り回って自分のところに帰ってく・・・ 僕は、仕事とは究極的にはすべて「社会への奉仕」だと思っています。お客さんに必要なサービスを提供して「・・・ ホスピタリティ精神を身につけるのにまず必要なのが、他人が何に喜ぶのかを想像する力でしょう。その次に大・・・ 以前、諏訪中央病院で、末期の癌を抱えた患者さんがいました。彼女はレストランの経営者でした。それなのに・・・ 目の前の人が何を喜ぶのかと考えるとき、大切なのは、「自分たちはここまでしかできない」といった思い込み・・・ たんにサービスを手がけるだけでなく、もう少しでもお客さんにしてあげられることはないかと考える。この「・・・ 当たり前のおもてなしを超える、もうひとつ上のおもてなしをめざしてほしい。 いま、ビジネスの世界は短期決戦ばかりです。でも、そうやって目先の花ばかりを咲かそうとするより、すぐに・・・ 鎌田實の全名言・格言を見る(全18件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!