セブン銀行も一年目、二年目と赤字が続きましたが、ATMの利用状況を横から見ていて、私はいい方向に進んでいると感じていました。それは爆発点の原理を知っていたからです。ATMを設置して採算が合うかどうかに関係なく、全ての店舗に設置し、提携する金融機関の数を増やしながら、チェーンとして利便性を高める。この戦略を徹底したところ、認知度が次第に高まり、3年目を迎えた頃からATM一台あたりの一日平均利用件数が急激に立ち上がって、採算ラインを突破。黒字化を達成したのです。
- 鈴木敏文 -
人気の名言・格言
明日間違えたくなければ、今日真実を話せ
作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。具体的な細かい作法をいくら知っていても、本当の...
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。
すべては疑いうる。
ある人が、「水木さんは奇人変人のタイカ(大家)だ」と言ってくれたが、実際、私が長年にわたって古今東西...
上が失敗を怖がって下にやらせない。いいんだよ、若いやつはいくら失敗したって。それで会社が傾くことは、...
努力しない人も平等になどと、そんなバカなことはありません。それこそ不平等です。努力した人もしない人も...
憂鬱は増幅するという厄介な傾向を持っています。憂鬱な人は、しばしば「どうせ」上手くいかない、という言...
私の家が裕福で資産があり、それを元手に会社を設立したのであれば、オーナーとして余裕のある経営ができた...
およそ戦というものは、五分をもって上とし、七分を中とし、十分をもって下とす。五分は励みを生じ、七分は...
何かにしがみつかず、自分でやるべきだと思ったことは、考えの合わない上司を説得してでも挑戦し、実績を出・・・
