バランスシートの「バランス」とは、よく言われる平衡・つり合いではなく「残高」のことです。ところが、アメリカの専門学校の簿記教科書を福沢諭吉さんが日本語訳した『帳合之法(ちょうあいのほう)』が、バランスシートや簿記を難しくしてしまったのです。資産や負債を表現するのに、debtorとcreditorを直訳して、借方、貸方という言葉を当てはめてしまいました。debtorとcreditorはもともとまったく意味のない言葉、つまり記号なんです。それなのに借り・貸しと表現したので、ほとんどの人が拒否反応を起こしてしまって、それがいまでも続いてきてしまっているのです。 - 金児昭 - 前の名言 家計をバランスシートの発想で見るということ... 次の名言 私の勤めていた信越化学工業での経理・財務一... 金児昭のその他の名言・格言(全30件) 言いたいことは単純です。「とにかく売上を増やせる会社かどうかを精査してほしい」ということなのです。会・・・ 信越化学工業でやってきたのは、様々な事業案件の責任者に経理財務の視点を持ってもらうように促し続けるこ・・・ 企業の買収案件の検討の際には、私は事業部のメンバーと一緒に買収候補企業を訪問しましたし、それだけでは・・・ いまの時代の社長は、経理財務担当役員の視点や力量を持たないといけなくなっているし、逆に経理財務担当役・・・ 私は「日経式 おとこの家計簿」で、バランスシートの大切さを徹底的に述べました。いや、バランスシートが・・・ 私の勤めていた信越化学工業での経理・財務一筋の38年間の体験からして、企業では「収益-費用=利益」の・・・ 家計をバランスシートの発想で見るということは、江戸時代の日本にすでにあったんです。茨城大学教授の磯田・・・ 私は金融監督庁の顧問をしていたのですが、大変な時代だったんです。山一證券や長銀がつぶれたりした頃です・・・ 家計簿とは、単なる現金出納帳であり、生活費という家計の一部の記録に過ぎません。つまり、月に一度の収入・・・ 家計ではバランスシートが非常に重要です。極端に言えば、私はバランスシートだけでもいいと考えています。・・・ 金児昭の全名言・格言を見る(全30件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!