お前たち(佐久間信盛)親子が5年在城の間に、善にも悪にもなんらの働きがないということを、世間で不思議がっているが、自分などもそれに気がついて、なんともいいようのない嫌な気持ちがしている。大坂の石山に頑張っている本願寺門徒を大敵と思って、ことさらに戦いも仕かけず、そうかといって、また、講和しようともせず、ただ、石山と向い合っているお前たちの居城天王寺の砦を堅固に構えて、幾年も日をすごしたならば、相手は武人ならぬ長袖のことであるから、ゆくゆくは信長の威光をもって退去するであろうからと、そう思って手加減をしているのであろうか。しかし、武者の道は、また別段なものであるから、このようなときに、勝負の道理をよく考え、一合戦やったならば、ひとつは信長のために、またひとつにはお前たち親子のために、下々の兵卒どももかえって苦労をまぬがれ、まことに思うようになることであろうに、思い切った分別もつかずにいたことは、未練の振る舞いに相違ない。 - 織田信長 - 前の名言 武道が不甲斐なかったならば、調略でも仕掛け... 次の名言 天下を治める上から、掟を厳正に定めてほしい... 織田信長のその他の名言・格言(全11件) 武道が不甲斐なかったならば、調略でも仕掛け、それでもうまく行かないようであったならば、我々に相談して・・・ お前たち(佐久間信盛親子)は、数年の間ひとかどの働きもなく、未練者であるから、その詳細を人びとに布告・・・ 藤吉郎(秀吉)は何が不足なのか。浮気など言語道断です。あんな禿げネズミ、どこをどう探したってあなたの・・・ 人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり 俺が見事な弓矢をとることができたのは、皆、平出政秀が諌死(かんし)したからだ。 人は心と気を働かすことをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出す・・・ 生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。しかし、生まれつきの才能がない者は、・・・ 功名は武士の本意とはいっても、そのあり方によるものだ。いまその方の功名は軽率な動きである。大将となろ・・・ およそ勝負は時の運によるもので、計画して勝てるものではない。 臆病者の目には、敵は常に大軍に見える。 織田信長の全名言・格言を見る(全11件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!