古今東西の「あの世」のことを調べていて、気づいたことがあります。それは、地獄の様子は場所とか民族とかによって様々異なっていて、それぞれ迫力と現実感に満ちているのに対し、天国の方は世界中ほとんど同じだということです。実に単純なんだ――天国には美しい川が流れ、薄物をまとった美女がいて、美味しそうな食べ物が溢れている。環境が悪くなったのに目をつぶれば、まさに長い不況で暗く沈んだいまの日本こそ天国じゃないですか。それなのに現代人たちは、悲壮な顔をしてあくせく働いています。 - 水木しげる - 前の名言 私が漫画で食えるようになったのは40歳を超... 次の名言 もう変化対応では追いつかない。変化を先取り... 水木しげるのその他の名言・格言(全30件) 私が漫画で食えるようになったのは40歳を超えてから。ベビイ(子供)のころから憧れていた絵で食う暮らし・・・ 打込めることを真剣に探そうとすると真面目な人たちには、案外それが見つからないものです。見つけるにはコ・・・ ベビイ(子供)のころは誰もが好きなことに没頭して生きていたはずだ。人間は好きなこと、すなわち「しない・・・ 我を忘れて没頭できること、本気で夢中になれることなら、どんなにアホなことでもいい。周囲の目や批判を気・・・ ある人が、「水木さんは奇人変人のタイカ(大家)だ」と言ってくれたが、実際、私が長年にわたって古今東西・・・ 私の職業である漫画家は、売れなければ終わりの冷酷な世界です。なんとか売れるようになった後も、ヒット作・・・ 筋を考えるのが漫画家の生命線です。私ははっきり言ってその努力は惜しみませんでした。いまでも続けている・・・ 同業者の家に行くと、本なんか一冊もない人たちが少なくありませんでした。面白おかしく、楽しみながら好き・・・ 若いときは怠けては駄目です!でも、中年を過ぎたら愉快に怠けるクセをつけるべきです。なんとか食えるよう・・・ 幸福を手に入れるのは実に大変だが、しかし大切なのはその人の生き方次第というわけです。 水木しげるの全名言・格言を見る(全30件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!