1996年に、ニューヨークで講演することになってしまったことがありました。仕事で英語を使うことはあっても、英語での講演はそれまで経験がありません。さすがにまずいと思って、自費で英語の個人レッスンを受けることにしました。朝から晩まで必死にレッスンを続けたら、2日目に脳がパカッと開く感覚があった。その瞬間から、英語で考えて英語で話せるようになりました。いわゆる英語脳ができあがったのです。これは英語力を向上させるうえでとても大きな経験でした。経験のない英語の講演を引き受けたからこそ、勉強のチャンスを得られたわけですね。

- 柴田励司 -

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