経営再建では、経営陣の考え方を理解してもらうため、社員との対話ではとにかく「わかりやすさ」に心を砕きました。たとえば、2161億円に達した2009年度の最終赤字を社員にどう説明するか。パート社員などにとって、損益計算書上の巨額赤字がどういう意味を持つかピンときません。私が社員に発信する「Pメール(プレジデントから従業員へのメール)」では、会社の業績を家計に例えて主婦感覚で理解してもらうようにしました。
- 柳弘之 -
人気の名言・格言
将帥、勇ならざるは、将なきに同じ。
理性は独りで歩いてくる、偏見は群れで走ってくる。
全ガリアは三つの部分に分かれる。
人、我に背けども、我、人に背かず(人が私を裏切ったとしても、私は人を裏切らない)
人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。
眉間にしわを寄せていたところで、悪い状況がよくなるわけではない。むしろ、「これを乗り切れば、またひと...
心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。
若い時に苦い水を飲まなかった奴は、肥立ちが悪いよ。俺は苦労を先生だと思っているんだ。人間、苦労に仕込...
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。
人事採用の判断においては、自制心を奮い起こして自分の直感を疑い、その直感を再度確認するように部下に言...