1995年、ウィンブルドンでベスト8に入ったとき、僕は試合中に気持ちを極限まで高めるために、大声で「この一球は絶対無二の一球なり!!」と叫んでいました。日本テニス界の大先輩、福田雅之助さんが残した大好きな言葉です。異様だと感じた人も多かったかもしれませんが、それくらい気持ちを高めて戦わないと、どこかで相手に隙を与えてしまうのです。ビジネスマンがそこまでする必要はもちろんありませんが、テンションを上げて集中しているときほど、人は自分に正直に動けるものなのです。

- 松岡修造 -

松岡修造のその他の名言・格言(全104件)

サブコンテンツ