キヤノンUSA社長からキヤノンマーケティングジャパンの社長についたとき、アメリカには稟議書がなかったため、私は意味が解りませんでした。朝、机の上に稟議書が積まれているので、これは大変だと思って見ると、課長の判を押し、部長が押して上がってくる間にすでに案件は進行していて、決裁は法律上、書類として保存するためのセレモニーにすぎませんでした。そこで、稟議書については真っ先にコンピュータ上でオンライン化し、稟議が上がったと同時に、決裁をする人間全員がリアルタイムで進行状況を共有し、早く決裁するよう強制しました。
- 村瀬治男 -
28年間の米国での生活を振り返ると、訴訟社会としての一面が強く記憶に残っています。北米駐在中、一度カ・・・










