部下に仕事を任せ、権限を委譲するとき、部下にきちんと理解させなければならないことがあります。

    最後の責任は上司である自分がとるという重い決断の上で任せたのだから、最終責任者への報告は仕事上、義務であるということ。報告を求めるのは「あなたという人」を疑っているからではなく、「仕事」を疑っているのだということ。

人のやる仕事ですから、完璧なんてありえません。ミスもすれば、忘れもするものです。たまには手を抜きたくなることだってあるでしょう。だからこそ、チェックし、管理しなければならない。それは、相手が「あなただから」ではなく、「誰であっても」そうなのだということを説明し、理解させるのです。

- 朝倉千恵子 -

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