私の郷里の先輩に畠山蔵六さんという方がいます。若いころに聞いていまでも覚えていることのひとつは「人から手紙なり葉書なりを受け取ったら、必ず返事を書け」という教えです。向こうの人はこちらから何か言ってくるのを待っている。待たせるというのは相手に対し失礼だし、うっかりしてこちらが忘れてしまうと、相手の人は感じを悪くしてこちらを信用しなくなる。立派に書こうとか、丁寧に書こうとか思って長く置くと、つい忘れてしまう。だから葉書でもいいからあまり時間をおかないで返事を出しなさいと言われました。今日でも私は実行しております。
- 岡崎嘉平太 -
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