入社して9年目、私は本店の貸付課長になった。ときに35歳。その間、仕事の関係から酒を飲む機会も多くなったが、酒の席で見た人間は調査に頼らなくとも「これは優良貸しになるかどうか」すぐにわかるようになった。だいたい我々から金を借りながら、自分のめかけ、てかけの芸者をそばに置いて、二次会、三次会をやるような人間にロクな奴はいない。 - 小川栄一 - 前の名言 「この伏魔殿をガラス張りにするためにはどう... 次の名言 しょせん月給取りは憎まれる「とり」なんだな... 小川栄一のその他の名言・格言(全11件) 自然の姿は林であり、森なのだ。木が二本で林、三本で森と書く。集団で移せば必ず根付くものだ。これは植物・・・ 不平はエネルギーだ。人間は不平がなければ、働く意欲を失ってしまう。 一番素晴らしい人間というものは、父のような冷静さと母のような愛を持たなければならぬ。このふたつが混然・・・ 学校は人生の牧場である。その牧場の中で一人恵まれて育った者までが、先に立って悪いことをしたんでは申し・・・ しょせん月給取りは憎まれる「とり」なんだな。5円、10円、いまならば1000円、2000円という昇給・・・ 「この伏魔殿をガラス張りにするためにはどうすればいいだろう」私は考えつめた末「日本でいちばん優秀な鉱・・・ インテリは弱いものである。自分の理論が敗れると即座に退散する。昔の戦国時代の人間は、最後の一兵卒にな・・・ 運・鈍・根の信念を教えられた。以来、今日まで私は両人の悪口は一切言わないでいる。 昔は学問がなくても立派な人間がいた。私はここで世の親御さんにお願いしたいのは、名をあこがれ、無理に子・・・ 私は現在もなお、借地の上の狭い家に住んでいるが、そのわけは人間には不平がなければ働く意欲を失うからで・・・ 小川栄一の全名言・格言を見る(全11件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!