大学院時代は航空宇宙工学を専攻して、スクラムジェットエンジンの研究をしていました。航空機に使われるエンジンで、マッハ10のスピードが出ます。研究の道を諦めた理由は2つあります。当時、そのエンジンは実用化に30年かかるといわれていました。30年かけてひとつのことに取り組んで、仮に途中でダメになったとしたら、ちょっと怖いですよね。それよりも、もっと早く結果が出ることをやったほうがいいと考えて研究職をやめました。もうひとつは、実力で勝負できるところがいいなと。

- 守安功 -

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