大丸250年史に貴重な証言が残っています。存亡の淵に立たされた明治末ごろにかけて、商品に精通した仕入れ係が「縮緬(ちりめん)は何年もたった方がいい色が出るから」と、3年も前の品を山積みにし、買わない顧客が悪いと言っていたというんです。ところが、外からは時代遅れの田舎服と見られていた。お客様の変化を全然見ていなかったため、危機に陥ったのです。 - 奥田務 - 前の名言 経営を変えていくとき、非常に大切なのは、社... 次の名言 人間の意識を変えるというのは、かけ声だけじ... 奥田務のその他の名言・格言(全59件) 日本の百貨店は、全く違う2つのビジネスモデルを備えています。商品を自前で買い取って社員が販売する買い・・・ リーダーシップ、決断力、分析力……。もちろんこれらも不可欠です。けれど、これらが正しく発揮されるため・・・ 経営とは社会科学だと思います。自然科学の世界では、どの国でも「1+1=2」だし、「H2O」は水を指す・・・ 大丸の社長に就任した当時の営業利益率はわずか0.8%でした。これを、松坂屋との統合直前には4.1%、・・・ 企業の経営統合で何より怖いのは、ひとつの企業の下に2つの企業文化が根づくことです。いびつな環境が統合・・・ 私は日本の百貨店を外から観察して問題の本質を見抜きました。そしてこれを基に経営改革を進めました。変化・・・ 経営スピードを上げるためにプロジェクトチームを作らないことにしました。日本企業の意思決定の遅さのひと・・・ 大丸と松坂屋の経営統合に向けて、まずは最終責任者を明確にすべきだと思いました。統合では連日、様々な決・・・ 企業の統合で経営者が最も重視すべきことはスピードです。企業統合では、いち早く成果を出さなくてはなりま・・・ 経営統合の際、大丸、松坂屋とも担当者が「システムの統合には3~5年はかかる」と訴えました。しかし、こ・・・ 奥田務の全名言・格言を見る(全59件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!