大丸250年史に貴重な証言が残っています。存亡の淵に立たされた明治末ごろにかけて、商品に精通した仕入れ係が「縮緬(ちりめん)は何年もたった方がいい色が出るから」と、3年も前の品を山積みにし、買わない顧客が悪いと言っていたというんです。ところが、外からは時代遅れの田舎服と見られていた。お客様の変化を全然見ていなかったため、危機に陥ったのです。
- 奥田務 -
人気の名言・格言
わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる...
これで満足したら終わりなんで
創造的な領域では、基準とするものがない。真っ暗闇で嵐が吹きすさぶ海原を、羅針盤も持たず航海していくよ...
事をなすは誠にあり。
人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に。
コスト削減は「企業文化」だということです。たとえば米サウスウエスト航空は、好不況問わず、常にコスト管...
人生は胸おどるものです。そしてもっともワクワクするのは、人のために生きるときです。
「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。事前にしっかり準備し...
急ぐな、しかし、休むな。
毎朝5時に起きて会社に一番乗りし、お客様が意見やクレームを書き込んでくれたハガキに目を通す。出張に行...