大丸と松坂屋が合併する時、新しい会社名として、2つの案が出たんです。「大丸松坂屋グループ」と「J・フロントリテイリング」です。その時、僕は文句なしに後者を推したんです。我々が百貨店であることは確かです。ただ、今後何十年か先を見据えると、百貨店は確実に成長が止まる。それでも成長するには時代の変化に合わせてウイングを伸ばさざるを得なくなる。けれど、「大丸松坂屋グループ」という社名では、株主も従業員も百貨店の発想から出られなくなるでしょう。百貨店を核にウイングを広げるためにも、僕は当初から「J・フロントリテイリング」という社名にすべきだと考えていました。 - 奥田務 - 前の名言 大丸は300年の歴史の中で、過去に5~6回... 次の名言 百貨店は将来もなくならないでしょうし、努力... 奥田務のその他の名言・格言(全59件) 日本の百貨店は、全く違う2つのビジネスモデルを備えています。商品を自前で買い取って社員が販売する買い・・・ リーダーシップ、決断力、分析力……。もちろんこれらも不可欠です。けれど、これらが正しく発揮されるため・・・ 経営とは社会科学だと思います。自然科学の世界では、どの国でも「1+1=2」だし、「H2O」は水を指す・・・ 大丸の社長に就任した当時の営業利益率はわずか0.8%でした。これを、松坂屋との統合直前には4.1%、・・・ 企業の経営統合で何より怖いのは、ひとつの企業の下に2つの企業文化が根づくことです。いびつな環境が統合・・・ 私は日本の百貨店を外から観察して問題の本質を見抜きました。そしてこれを基に経営改革を進めました。変化・・・ 経営スピードを上げるためにプロジェクトチームを作らないことにしました。日本企業の意思決定の遅さのひと・・・ 大丸と松坂屋の経営統合に向けて、まずは最終責任者を明確にすべきだと思いました。統合では連日、様々な決・・・ 企業の統合で経営者が最も重視すべきことはスピードです。企業統合では、いち早く成果を出さなくてはなりま・・・ 経営統合の際、大丸、松坂屋とも担当者が「システムの統合には3~5年はかかる」と訴えました。しかし、こ・・・ 奥田務の全名言・格言を見る(全59件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!