「大前さんはどうしてそんな新しいアイデアが出てくるんですか」とよく聞かれるが、自分では「新しいものを生み出している」という意識はほとんどない。私の場合、何か閃いて新しい発想を得るわけではない。自分目身に質問を投げかけて、それを解くための具体的なフレームワークを作り、それに沿って端的かつしつこく、頭の中で問題解決法を構成して出てくるものにすぎない。問題解決のための論理的思考を血肉になるまでとことん鍛練した結果、どんな物事や現象を見ても、すぐに解決方法が見つかるようになった。これは後天的なものである。
- 大前研一 -
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ステージに上がった時、自分が1番上手いと思え。 ステージを降りている時、自分は1番下手だと思え。
「社長業には何が大切か」と聞かれて、こんなふうに答えたことがありました。第一に、「社長は公私の区別を...
美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である。
幸福は与えられるより、努力で獲得する方が多い。
自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。
恐怖は常に無知から生じる。
私のコンサルティングの基本は「自分が社長だったらどうするか」である。現場に足しげく通って綿密なフィー・・・
