客数を増やすためには、値下げをすればいい。ところが値下げによって、客単価は落ちてしまう。客数×客単価で売上高が決まりますから、客数が増えても客単価が落ちれば、結果としての売上高は変わらないということになります。メニューの数を減らせばコストが下がって利益率は改善します。しかし、メニューを減らすことで顧客の来店数が下がってしまう。たとえ利益率が改善しても、売上が落ちることで利益の絶対額は変わらない、ということになりかねません。「客数を増やす」と「客単価を上げる」と「コストを下げる」。これは矛盾なんです。ですが、経営というのは矛盾をどう乗り越えるかということです。
- 原田泳幸 -
人気の名言・格言
人は心と気を働かすことをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出す...
天才とは、1%の才能と99%の努力である。
我、人を使うにあらず。その業を使うにあり。
蓄財優等生は蓄財劣等生の二倍の時間を資金運用のためにかけている。資金運用計画と蓄財の間には強い相関関...
わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる...
迷惑はかけてもいいけど、心配はかけるな
あらゆる社会は不平等を正当化できる理由を必要としている。不平等の歴史は常に政治の歴史だ。単なる経済の...
インテリは弱いものである。自分の理論が敗れると即座に退散する。昔の戦国時代の人間は、最後の一兵卒にな...
人より一時間余計に働くことは尊い。 努力である。勤勉である。 だが、いままでよりも一時間少なく働い...
分野は違っても、仕事のコアになる部分は同じです。いま何か事業を始めるなら、フェイスブックやツイッター...