LIXILグループ社長の藤森義明は、さまざまな案件をあっという間に処理していく。「待ってくれ」といわれたためしはない。その域に達するには、若い頃から「自分が立つ!」という覚悟で前のめりに仕事に取り組んでいなければならない。いくら一生懸命にやりましたといっても、命じられたことや、与えられた仕事をその通りにこなしているうちはダメである。社長になりたいなら、「私の会社」「私のLIXIL」という強い当事者意識を持ち、ときに上司に意見しながら、失敗を恐れず判断力を磨いていくしかないのである。
- 八木洋介 -
人気の名言・格言
人間とは取引をする動物なり。犬は骨を交換せず。
どんな事物でも矛盾をふくんでいないものはなく、矛盾がなければ世界はない
1人の金持ちが存在するためには、少なくとも500人の貧乏人がいなければならない。
どうして、自分を責めるんですか? 他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか。
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。未来を予測しようとすると罠にはまる。
業績が悪化したら人員削減、経費削減。これもある種の固定観念だと思います。私たちは、経費を絞るどころか...
何にしびれるかによって、その人は決まる。人間は本物にしびれなければならない。
「ただ儲けたい」「楽をしたい」ということだけが人生の目的では、経営者自身が真の幸福を得ることはできま...
眉間にしわを寄せていたところで、悪い状況がよくなるわけではない。むしろ、「これを乗り切れば、またひと...
賢明な人間のほうが「私は自分が無知であることを知っているにすぎない」と進んで認めるものなのだ。