LIXILグループ社長の藤森義明は、さまざまな案件をあっという間に処理していく。「待ってくれ」といわれたためしはない。その域に達するには、若い頃から「自分が立つ!」という覚悟で前のめりに仕事に取り組んでいなければならない。いくら一生懸命にやりましたといっても、命じられたことや、与えられた仕事をその通りにこなしているうちはダメである。社長になりたいなら、「私の会社」「私のLIXIL」という強い当事者意識を持ち、ときに上司に意見しながら、失敗を恐れず判断力を磨いていくしかないのである。
- 八木洋介 -
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