国や家が窮乏に陥るのはなぜかといえば、分内の財を散らしてしまうからである。これを散らさないようにさえすれば、国も家も必ず繁栄を保つことができる。国や家の衰えを興そうとするには、何よりもまず分度(予算)を立てるがよい。分度が立ちさえすれば、分内の財が散らないから、衰えた国も興すことができ、つぶれかけた家も立て直すことができる。 - 二宮尊徳(二宮金次郎) - 前の名言 わざわいは過去の因縁によって来る場合もある... 次の名言 すでに熟したものを差し置いて、まだ熟しない... 二宮尊徳(二宮金次郎)のその他の名言・格言(全42件) 貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。 世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。 世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多・・・ 財貨は海のようなものだ。貧富、苦楽は、水を渡る術を知っているか、いないかにある。泳ぎの上手な者は水を・・・ 財はよく人を富ますが、またよく人を貧しくするのは、なぜかといえば、天分の度合に小と大とがあるからだ。・・・ 貧富は分度を守るか分度を失うかによって生ずる。分度を守って、みだりに分内(予算)の財を散らさなければ・・・ 貧となり富となるのは偶然ではない。富もよってきたる原因があり、貧もそうである。人はみな、財貸は富者の・・・ すでに熟したものを差し置いて、まだ熟しないものを心配している。これは人情の常である。しかし、まだ熟し・・・ わざわいは過去の因縁によって来る場合もある。名僧が強盗にあったときの歌に「前の世の借りを返すか、いま・・・ 万事はどうなるかという先を見通して、前もって決めておくことが肝心だ。人は生まれると必ず死ぬべきもので・・・ 二宮尊徳(二宮金次郎)の全名言・格言を見る(全42件) 偉人の名前を姓名判断で見るとすごい結果に?!